fuyunohinotegakariの日記

写真をあげたり日記を書いたりしますが、ほとんど泣き言格納庫です。

亀梨くんへ

 こんばんは。いつもお世話になってます。

 ひとつの戦いが終わったので、ご報告をと思いました。

 最近はあなたの名前を唱えることもだいぶ減ってきましたが、昔から困った時は、なんらかの形で、まるでそばにいて寄り添ってくれているように私に力をくれたあなたに、感謝もこめて、近況報告です。

 もう長いこと私の生まれた意味を疑わせてきた、家父長制的なプレッシャーを、ついに解消することに成功しました。文字通り家を継ごうとしている私の母も、嫁いでいった母の妹も、私のために集まってくれ、祖父母へのアプローチをサポートしてくれました。私は祖父母としっかり話すのがもう4年ぶりくらいでしたが、おかげで自分の意志をはっきりと伝えることができました。母も「50年の戦いが終わった、明日死んでもいい」と言っていました。離れたところに住む私の父も、私が自由にいられることを祝福してくれました。

 私が小学生の頃から、アイドルを、亀梨くんを必要としていた理由はただひとつ、現実があまりにも辛かったからです。あらかじめ決められたことをどれだけひっくり返せるか。人の期待に惑わされず、自分が一番自分らしくいられるようにはどうしたらよいか。それがずっと私のこれまでのテーマでした。私にとって亀梨くんは、常に大きなプレッシャーに立ち向かいながら、自らの意志を失わずにずっと輝いている、心の拠り所のような存在でした。亀梨くんが、同じ時代を生きることを讃えてくれながら、一緒に頑張ろうといつもメッセージをくれることが、本当に力になりました。

 あの頃のKAT-TUNが「your precious only one 必ず出会えるさ」「Somewhere どこかにいる 大切なonly one」と歌っていた事実に助けられていました。自分の人生に立ち向かって、と言われている気分でした。あの歌があったから、私は自分の人生を生きる意思を持つことができました。そして、亀梨くんがKAT-TUNを続けてくれていること、本当に時がたっても変わらずにいてくれること、亀梨くんの中の人が本当はどんな思いで、どんな気持ちでステージにやカメラの前に立っているか、私の知るところではありませんが、実際に「KAT-TUN亀梨和也」を続けてくれていること、折に触れて「Precious One」を歌ってくれていること、その一つ一つが私にとっては大きな光でした。

 自分の人生に何か大きな出来事があって、ひとつ達成したな、と思えるとき、いつもあなたのことを思います。もう亀梨くんがいなくても生きていける、と思います。でも、亀梨くんが頑張り続ける限り、私も同じ時代を生きる人間として、頑張ろうと思えます。あなたのことが大好きだという気持ちを、ずっとずっと尊重してくれてありがとうございます。あなたがいなくても大丈夫だけど、いてくれたらすごく嬉しいし、私もまだまだ頑張れます。亀梨くんの中の人の思いが少しでも報われますように。お互い頑張りましょうね。