fuyunohinotegakariの日記

写真をあげたり日記を書いたりしますが、ほとんど泣き言格納庫です。

今週あったこと。夜、大通り沿いに小さくしゃがみ込んで、ビニール袋にげーげー吐いてる女の子がいた。一度は通り過ぎたけど、なんか気の毒で、近くの自販で水買って、その娘にあげた。昨今飲めるところなんか少ないのに、こんなに飲んで一人で帰ってくるなんて切なすぎて、そして自分もそうだった夜のことを思い出して、差し出がましいことをした。でも、あの娘が吐くまで飲む夜がこれから一つでも減ったらいいなと思った。そんな私も今月すげー飲んで、親友との帰り道で思いっきし粗相し、あんまりにも久々でめちゃ恥ずかしかったけど、その瞬間、これまでの人生でもっともすんなりとスマートに行けたので、あたしがこれまでに情けなかった夜(明大前駅のトイレから出てこれなくなり終電を逃すとかいろいろ)も無駄じゃなかったかもなと思えたOL26歳の初夏です。不甲斐ないです。

読んでる文庫本をカバンに突っ込む前に、手短で適当な袋に入れてからリュックに入れられるようになって、もしかしてあたし大人になっちゃったわ…と思った。ぐちゃぐちゃを免れたのはもちろん峯田の「恋と退屈」。ブログはつまみ読みしていたけど、通しで読んだのははじめて。たった一日で読み切ってしまった。朝の銀座線でも読んだし、寝る前の布団の中でも、ぴあアリーナへ向かう京浜東北線の中でも読んだ。まじで中高のときに峯田を好きになっていたら、私は狂っていただろうなと思った。さっき聞いた空気階段のラジオに峯田がゲストできた回で、もぐらに「あのとき出待ちしてたやついたぞいっぱい。いろいろ。死んだやついるよ。お前生き残ったんだよ、しゃれなんねーやついっぱいいるんだから。生き残ったんだよ、すごいよ」って言ってて、かなりハッとした。生き残ったんだよー。ちょっと関係ないけど、TLで「マカロニえんぴつのライブのMCで『ここにいるのは叶わない恋愛をしてきた人たちだと思うので』と言ってた」とゆーツイートをみて、バンドとかアーティストからみたファンって本当に可愛いんだろうな、可愛いと思える関係って健全なんだろうな、と思った。

さてぴあアリーナは、みなとみらいにできた新しい会場。私にとっての性の目覚め、セックスシンボルの有観客ステージを拝んできた。伝統を守り、全身真っ黒できた。レースにレザーにマスクにてんこ盛りよ(2週間前にセールで買ったスーアンダーカバーのブーツ、最高だ、リボンがたれていて)。ずいぶん真っ黒な人減ったなあ、と思ったけど、ついてきてくれた友人が「黒と白しかいない!!」と驚いていて、そうなんだよ。そんな3年ぶりの亀梨。初恋のひと。最後のMCで「同じ時代を生きている僕たち、一緒に頑張りましょう」的なことを言っていて、いつまでも変わんないなぁ、そのファンへのスタンスとしんみり。おかげでめちゃ頑張ってるよ。私が頑張ってんのは、いつか亀梨くんに自分の話をする日が億が一でも来てしまった時に(そんなのは絶対にないんだけどさ)、恥ずかしくない人生送んないとっていうそれだけだよ。私の人生を遠くから不思議に導き続けてくれる、そんなふうに思わせてくれる、スターよスター。

またあの子がうちに来てくれたらいいなと思ってる。これから風呂入って原稿書くぜ!