妊娠にまつわるハードな所感を書き溜めているのだが、なかなか終わりまで書けず、下書きが増えていくばかり。でもこれは書いて、ひとめに触れるかたちで残しておいたほうがきっといいと思って、ちまちま書いている。
さて、産休に入ってからの私はごろごろしていて、平日夫がいる日はご飯を作るくらいのことしか本当にしていない。あとはポッドキャスト「炎上喫煙所」をずっときいているか、何もせずSNSをチェックしながらベッドで横になり胎動を感じて「かわいー」→💤→なんか食うか、みたいな感じで過ごしている。
そろそろ正産期と呼ばれるゾーンに突入する。いつ産まれても大丈夫、という意味です。また一段階カラダがしんどくなった。ついにヘソが平たく伸びきっていて、寝返りを打つのも一苦労とはこのことかという感じで、もちろんちょっと外を歩くだけでヒーヒー言っている。ドラマとか映画とかで妊婦さんが歩いてるときとかに「ふー」って一息つく描写あるでしょ? あと「魔女の宅急便」のオソノさんが腰に手当ててるのとか。あれマジなんですよ。私も驚きました。
さて、命を削りながら夢中で仕事をしていた職場から離れて、西松屋やベビーザらス、百貨店のベビー売り場などをうろうろしたり、入院の準備で必要なものを買い揃えたり、関連書籍を読んだり、健診に行ったり、ザ妊婦の生活をしていると、まるで自分が本当に「妊婦」でしかなくなるような感じがあって、いやいや私は私だったじゃないか、いま妊婦モードなだけで。と何かにストップかけたくなる時がたまにある。
最近きいてるポッドキャスト「炎上喫煙所」は、みなみかわさんと大島育宙さんが喫煙所でエンタメネタを喋ってる、みたいなコンセプトでおもしろい。これを聞いてると、私はこういうちょっと下品なエンタメ話を飲み屋でするのが大好きだったじゃないか、と視界が西松屋から喫煙所に戻る感覚で、今の自分にとっては必要なバランス感なんだろうなと思う。「本気で売れたすぎて必死なのに、実際売れて忙しすぎて不機嫌になる芸能人」の話をしてて辛辣だなあーと笑った。そろそろアーカイブの9割聞き切るころ。