fuyunohinotegakariの日記

写真をあげたり日記を書いたりしますが、ほとんど泣き言格納庫です。

引っ張られる!

去年会社に行けなくなった頃から、ちょうど一年くらい経った!拍手!よく生き延びています。

3月に復職して、しばらくは手が震えたり声が出なかったり頭が真っ白になったり、動悸が止まらなくなって(ヤバい!)みたいな危機が人知れず多発していたが、この世にはそういうときに飲む便利な薬が存在する。それを飲むとフッと楽になる。それはそれで怖いが、ありがたいので常に持ち歩いている。

他にも、タバコを吸いに外に出る、飴を舐める、口紅を塗り直すなど、マインドフルネス的な発想も取り入れながら、幾多のピンチを乗り越え夏を迎えた。しかしあまりの暑さに、やがて鬱だったことすら忘れてしまった。

さて11月に入り、まだ半袖でもいけそうだけど夜の風は肌寒く、夕暮れの光は冬だなと感じる。そんなふとした瞬間に、急に腕からまるごと引っ張られそうになる。何に?さあ。

夜ひとりで駅に向かって歩いているときや、夜眠る前の布団の中で。怖い。引力を感じながら、何かが通り過ぎるのをじっとりと待つ。頭の中が持っていかれないように、ぎゅっと踏ん張る。

そういう時に音楽を聴いたり、撮った写真を眺めたりするのも効く。

鬱の再発率はとても高いらしい。復職前に、リハビリの施設に通ったが、「ここに通うと、通常50%の再発率が5%まで低下する」と言われて、信じている。

きっとその5%が、季節の変わり目のちょっとしたすきまから、ぬるりと現れて、私を手招きするように、待ち構えているのだ。

最近のメンタルヘルス状況、覚書

一週間ほど鬱っぽい。ぐっと肌寒くなったからだろう。私の鬱は朝起きて「もう何もできない、ダメだ」から始まる。

絶対仕事行けない…もう入稿もできない…電話も出られない…メールも読めない…となる。

月曜日は、もう今日は家でやろう…コーヒーいれるか…まず着替えよう…顔も洗うか…メイクちょっとしよ…とかしている間に、これもう体を電車に乗せるとこまで行けるんじゃ! ってなって会社にいけた。

今日は起きて着替えてメイクして一旦ソファに座ったら立ち上がれなくなり、3時間ほど動けなかった。でも、会社に行きさえすればすぐ終わる、たったの10ページじゃないか、家でやるよりも行った方が楽なんだ、と言い聞かせ、家を出てコンビニで肉まんを買い、一本タバコを吸って、電車に乗った。そしてダダダと仕事を終えて今である。

・めんどくさい調整が必要な案件がある

・先々までやることが決まっている

と、こうなるような気がする。

 

あと、最近ストラテラADHDの薬。青いカプセル)を無くして、2週間くらい飲まずに生活してたのだが、飲んでる時と飲んでない時の違いがなんとなくわかった。

・嫌な記憶が急によみがえる。嫌いな先輩のあの言動、私が言ってしまった余計な一言、辛かった仕事など

・なんとなく落ち着かず、そわそわして、無限にSNSをみている。怖い読み物や動画を見てしまう。

・急に何かやる、みたいなのがすごく嫌になる。(くつろいでいる時に、洗濯物を畳むのを手伝えと言われたりするやつ)

さてADHDといえば、町田粥さんの「発達障害なわたしたち」を読んでいる。

漫画家のMちだ先生と担当編集のK成さんが、ご自身の体感をもとにワイワイと発達障害について話しているエッセイ的な漫画。

Twitterで一話が流れてきて続きが気になり、単行本を少しずつ読み進めている(最近このパターンで新しい作品を知って読むことが増えたな。)

仕事内容が似ていることもあり、K成さんのエピソードにいちいちくらう。K成さんの有能編集っぷりと、こんな力のある人でも…🥲それなら私は…🥲という自己嫌悪。

あとあとK成さんが「能力の差、24も違いがあった」と言っていたやつ、私は25も違いがあった。思っていたより、かなりADHDだと思う

こわくて続きが読めてない。校了したら読もう。