fuyunohinotegakariの日記

写真をあげたり日記を書いたりしますが、ほとんど泣き言格納庫です。

頑張った感想/13の理由みた

きたぜGW! ほとんど家族と過ごしてる。少し仕事もした。

なんつーか気づいたら4月が終わっていた。本当に本当に本当にあっという間だった! まだまだしつこくこの話しますけど、社会人になってから最も余裕がなく、精一杯で、スリリングな一ヶ月だったことだよ。そして、ここまで自分の力を本気で全部出し切った…と思えたのもはじめてだった。これ以上はできません!と、何度も思った。自分のキャパシティを知る、ということを考えてみると、今までに「余裕でやれる」と感じることはあんまりなく、「自分の能力・体力が追いつかず辛いけど、好きだしやりたいからなんとかできる」という状況がほとんどで、人生単位で考えても、その度合いがぐんと高まったり、少し凪いだり、の繰り返しであった。このひと月はまじで、その水位が表面張力ギリギリに達したなという感じだった。あと少し何かが溢れていたら破綻していたし、なにか更なるトラブルがあったら心がぽっきり折れていたかも。だけどさまざまな人の助けがあり、おかげさまで乗り越えられて、大変なミスもなく、穏やかにGWを過ごせている。どこに足を向けて寝たらいいかわからない。

それで4月の終わり、少し仕事が凪いでいたこともあり、ネットフリックスでいまさら「13の理由」をみていた。つらくて、s1は何度か見るのをやめようかと思ったけど、s2を見てこの作品に愛着が湧いた。s3はハラハラしたりイライラしたりもしたけど、s4のラストシーンを見て、ようやく最後まで見てよかったなーと思った。

なぜ最後まで見てよかったと思えたかというと、悲惨な事件の解決後、周りの人がどんなふうに傷ついて、どうやって生きていくか、ということにきちんと向き合っている感じがしたからだ。あれがリアルであろうと、現実離れしていようと、甚大なストレスを受けた登場人物たちに責任を取るぞ、という覚悟が伝わってきた。

あと、私はこれまで「死にたい」の波がドカンとくることが結構あったので、ハンナを見ていていろいろと客観視できたのも、自分にとってはすごくいいことだった。つらさは全然比べられないけど、死なずにここまできてしまったぜ、というこの世に対して感じていたどこか所在ない気持ちに対しても、「生き延びた」と言い切ってくれたのが心強かった。あの子たちがその後の人生を諦めず、成熟した大人になれますように、と願うこころと、自分自身ももっと自分がいいと思える自分になれるよう頑張りたいなと思う前向きな思いで、いまはまだ胸がいっぱい。