イカサマな新素材

写真をあげたり日記を書いたりします

いろいろ考えたけど、今年の二大「よかった」映画は、「リリィシュシュのすべて」と「この世界の片隅に」だなあ。

写真とか作品にしたとき、「この作品はこうこうこういう表現のためにこういうふうにやりました」みたいなことを言うのが得意じゃない。
私が写真を撮るのは、口で言えないことがあるから。考えたこととか、思ってることを伝えるために、言葉を経由しないで表現できるところがすき。カメラの力を借りてるとおもってる。

だから、映画や本やアニメをみて、胸がいっぱいになって、よかった、としか言えなくなるとき、自分がなかなか言葉にできない気持ちとか考えをまたひとつ深めて濃密にすることができたとおもって嬉しくなる。

そういう感じで、なんでかよくわからないけど好き、みたいなものを抱えて、生きていくうちに、「あーそういうことか」とか「こういうことだったのかー」と、わかって言葉にしていくのが、歳を重ねることの喜びだと今は思っている。

正直、考えてることを口で語るのは苦手だし、それで誤解を招いたり余計な心配をさせたりすることも多くて、本当に申し訳ない。だから、苦手と言ってないで頑張って精進してかないとだめなんだとおもってる。

でも、それと同じくらい、考えを言葉にすることにあんまり焦りがなくて、長く時間をかけたらいいじゃんって思ってる部分もある。

今のうちに頑張って言葉にすべきことと、長くかかってもよく煮込んで待ってていいものの区別ができるようになりたい。