イカサマな新素材

写真をあげたり日記を書いたりします

神通力があったころ

 世の中の人間を、ふたつに分けることができる。

 神通力を持っている人と、そうでない人である。

 少女はもれなく神通力を持っている。

 わたしも持っていたと思う。

 けど、最近ちょっと弱まってきたなぁという感じがしている。

 それを決定づけるできごとが最近立て続けに起こった。

 なんと先週も今週も変質者に遭遇したのである。

 わたしは小学校一年生のときから電車で学校に通っていたけど、ウワ!と思う痴漢に遭遇したのは今まででたったの一度だけ。大学一年くらいのときのことである。そしてその一回で、「今までのあれってもしかして痴漢だった?!」と気付いた。心当たりはいくつかあるけど、でも当時はある意味鈍感だっただと思うし、さらに回数自体そんなに多くなかったのだと思う。その瞬間まで自分は「痴漢にあったことがない」と思っていた。「そういえばあれはそうだったのかー」と考えてみれば記憶に残っている痴漢・変質者遭遇体験も、たったの二度だけだ。

 これは多分、電車に毎日乗り続けてきた人間のなかでも、かなりレアケースだと思う。だから、わたしは自分のことを「痴漢に合わない人間」だと思っていた。

 だけど、だけど、それなのに、今週と先週、同じ路線の同じ時間帯に異なる変質者からちょっかい?ハラスメント?を受けた。びっくりしたし人間としての尊厳を傷つけられたような気がする。シンプルにムカつく。土に埋めたい。あの衝撃と悲しさとやるせなさと怒りとバカバカしさって何に例えられるんだろうか。難しい。

 それでようやく、そうか、夜の外出は危ないんだなあ。と初めて心から実感した。

 夜道を自転車で爆走したり、夜通し外にいたり、わたしはけっこう昔から、夜が好きなのだ。昼よりかは、夜に愛されているような気がする。見えない力に守られてるとも気づかずに、そんなことを思っていたんだなあーと終電に揺られながら、しんみり考えてしまった。

 こうして神通力がどんどん弱まって、もしかしたらもうとっくになくなっちゃってるのかもしれないけど、そのかわり自分の力で自分を守ったり、物事をすすめたりすることが全然普通にできるようになっているのだとしたら、それはそれでまあ、めでたいことだと思う(やったね!)。

 だけど、「小さいころは神様がいて、不思議に夢を叶えてくれた」というわかりすぎるほどによくわかるあの不思議な感覚は、やっぱりちょっと懐かしいし、恋しくもある。

超撮影してるけどなんか腕が落ちたのか

それとも単に天気が悪くて光に恵まれてないだけなのか

なんだかよく分からなくて凹んだり

撮ったものみて「意外といけてる!よかった!」と思ったり

私の撮るのは本当に普通ですごいな…

おしゃれな写りしないし

ただしっかり写っていてほしいものが写っていて安心する

そういう意外性のないところに

フュッと何かが飛び込んでくるような

そういうものが撮れてると

ヤッタ〜!

と思う

‪振り返ると私の癖なんだけど、言葉から学ぼうとしすぎてる気がするんだよな もっと時間とか関係とかみたいなとこに目を向けたほうがいいんだろうなと思ってる‬。次はそういう10年になるのだろうなとか。